転落
すぐに「ワー」っと泣いたらひと安心。パニックにならずに落ち着いて経過をみましょう。
<こんなときは、病院へ!>
●ぼんやりしている
●意識状態がおかしい
●顔色が悪い
●けいれんを起こした
●頭痛がひどい
●吐き気がだんだん強くなる
●鼻血がとまらない
●耳から出血している
●手足が動かない・しびれる
●物がみえにくいと訴える
やけど
やけどの重症度は範囲や深さ、やけどをした場所できまります。応急処置をして早めに医療機関を受診してください。
<応急処置>
できるだけ早く水道水などの流水で30分以上冷やしてください。服の上からやけどをした場合は服の上から水をかけて冷やしましょう。水ぶくれができた場合は破れないよう洗面器などに水道水を流しっぱなしにして患部をつけて冷やしましょう。処置後も水ぶくれが破れないよう病院を受診しましょう。
誤飲
家庭内での誤飲事故でもっとも多いのがタバコ。タバコ1本分に含まれるニコチンの量は乳児2人分の致死量にあたるとか。誤飲が起こった場合は診察の参考のために、誤飲したものと同じものを医療機関に持参しましょう。症状や異物のある場所によって、取り出すか排便されるのを待つかを判断します。幼児がくちを開けた時の最大口径39ミリより小さいものは手の届かない場所に片付けましょう。
発熱時のホームケア
熱が高くても機嫌が良く水分がしっかり摂れていれば慌てる必要はありません。
<クーリング>首筋や脇の下などを冷たくしたタオルで冷やしましょう。
<水分補給>母乳、ミルク、お茶、経口補水液などでこまめに水分補給し、おしっこが出るようにすることが大切です。
<入浴>熱が下がっている時に短時間でさっとすませるようにしましょう。
便秘の時に良い食べ物
水分摂取、消化の良い食事(繊維分の多い食べ物)など食習慣を、見直してみましょう。
<穀類>雑穀米・コーンフレーク・オートミール・麦飯
<いも類>さつまいも・里芋・こんにゃく
<野菜類>白菜・キャベツ・なす・もやし・ごぼう・大根・人参など
<豆類>大豆・あずき・おから・納豆
<果実類>みかん・オレンジ・あんず・パイナップル・メロン
<きのこ類>しいたけ・しめじ
<海藻類>わかめ・ひじき
アレルギー性鼻炎と
かぜを見分けるポイント
<アレルギー性鼻炎>
症状はシーズン中または一年中続く、発熱はない、目のかゆみや充血、めやにがある。
<かぜ>
数日から1週間ほどでよくなる、発熱がある、咳やたん、のどの痛みがある。
スキンケア
生後間もなくから2、3か月頃までは、お母さんから貰ったホルモンの影響で皮膚から脂がたくさんしみ出てきます。ほおっておくと汚れが肌にたまり、皮膚トラブルのもとになります。お湯だけではなく石鹸を十分に泡立てて素手でやさしく洗ってあげましょう。体を拭くときはこすらず抑えるように拭き、保湿剤を塗ってあげましょう。
★海外の石鹸製品はカサカサが強くなる場合があります。
★ベビーパウダーはお勧めしません。
病気のときの食事
<OKの食材>
おかゆ、食パン、うどん、そうめん、白身魚、ささみ、じゃがいも、豆腐、半熟卵、大根、人参、かぼちゃ、キャベツ、りんご、バナナ、ゼリー、ビスケット、アイスクリームなど
<NGの食材>そば、中華麺、コーンフレーク、青魚、かまぼこ、いか、たこ、ベーコン、ソーセージ、脂身の多い肉、さつまいも、納豆、油揚げ、固ゆで卵、生卵、ごぼう、れんこん、きのこ、柑橘類、キウイ、ドライフルーツ、ケーキ、ドーナツなど
RSウイルス感染症
呼吸器感染症で2歳までにほとんどの子どもが一度はかかるといわれています。
<症状>
鼻水や鼻詰まりなど軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで様々です。初めてかかった場合は重くなりやすいと言われており、乳児期には注意が必要です。発熱やゼーゼーする咳き込みがひどくなり、呼吸困難を起こすこともあります。中耳炎を合併しやすいことも特徴の一つです。
溶連菌感染症
A群溶血性連鎖球菌が喉に感染して、喉の痛み、嘔気、嘔吐、発熱(38〜40℃)、体や手足に発疹が出たりします。舌がイチゴの様にブツブツが目立つ赤さとなったり、眼球結膜(白目)が赤くなったりします。首のリンパ腺が腫れることも特徴の一つです。
感染してから2〜4日で症状が出ます。咳やくしゃみなどで感染します。手洗いうがいを徹底しましょう。
マイコプラズマ肺炎
細菌より小さく、ウイルスより大きいマイコプラズマという病原体が肺に感染しておきます。
<症状>
発熱(37.5〜39℃以上の高熱)、咳、鼻水鼻詰まり、のどの痛み、全身のだるさ、頭痛。一旦良くなったと思った後に発熱や食欲低下に気づいたらすぐに受診してください。
気管支喘息
空気の通り道である気道の内側に炎症が起き、わずかな刺激で急に咳が出て息がとても苦しくなります。息とともにゼーゼーヒューヒューという音(喘鳴)がしたり、痰の増加や粘膜の浮腫などがみられます。
<アレルギーが原因で発作がおこるもの>
ダニ、ホコリ、カビ、動物の毛やフケ・フン、花粉、食べ物など
<アレルギーとは関係なく発作がおこるもの>
花火やタバコ、線香の煙、冷たい空気、運動など
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